映画感想:『ドント・ブリーズ』(盲目の元軍人な老人VS若い強盗3人組)※ホラー

 まず、キーワードが面白すぎます。
 

【あらすじ】
 若い強盗3人が盲人な老人のお宅に強盗に入って、逆に追い回されてぶっ殺されるという(笑)。
 
 ……いや、全然笑えないんですよ。ホラーなんですよ。
 目が見えないのに、ジジイめっちゃ強くて(笑)。
 怯えるクズ強盗を応援していいものか、盲目激強で実は相当ヤバイジジイを応援していいものか、どちらの目線で見ればいいのか困る(笑)。
 
 ちなみに、吹き替えでは珍しく水樹奈々さん梶裕貴さん佐藤拓也さんら『アニメ組(?)』が担当してらして嬉しい。


 梶さんですら「梶さん……?」とあやふやで、水樹さんに至っては完全に気がつかなかったので、やはりアニメ様の声と吹き替え用とはお声が違うんだな、と。

 

 以下はネタバレ有り感想。

 

 【追記】

◆なんべんも言いたい。「設定の時点でもう勝ち」(笑)。

 音を出したら、我が家の構造を熟知した盲目ジジイの餌食になります。怖い!
 途中、完全に真っ暗闇なやり取りになるのですが、ちゃんと暗視カメラ(?)で撮影されるので視聴者側である我々の画面は見やすいです。


◆特に梶さん声の若者はしぶとい(笑)。
 撃たれて殴られて高い所から落ちて背中強打と……死にそうで死なないので「生き残るか?」と思いきや……死ぬ時はあっけない(´・ω・`)


◆最初は「(たとえ強くてもやっぱり)盲目な爺さんガンバレー」な目線だったのですが、中盤からはジジイにドン引きの嵐(笑)。

 爺さんには昔、事故で娘を失った過去がありまして……。
 

 

 

 なので、事故を起こした女をさらってきて地下に監禁してました(爆)。


 何の為かというと「殺された娘の代わりを産ませる為」です。
 女はもうすぐ産まれそうな身体?だったのですが……強盗共と逃げる途中で誤って爺さんに撃たれてしまいまして。

 もう少しで我が子が産まれそうだった爺さんは悲しみブチ切れ、その代わりに強盗一味の1人である女(水樹さん声)をとっ捕まえ…………。


 四つん這い状態の女の身体をワイヤーで浮かせ、ズボンの股部分を切り裂き、冷凍保存していた自分の精子入り試験管を注入しようと……!(爆)

 ドン引きもしましたが「精子の冷凍保存はマジで出来るのか……!」と感動もしました。
 ぶっちゃけ、P様ん所がそうしてるんですよね(笑)。6世も精子を冷凍保存させられています(笑)。
 なので、なんか親近感がわきました。なんでこんな事で親近感なんて(死)。


◆と、まぁラストは~「強盗を通報するぞ」と「女を監禁していたことを通報するぞ」
 →【お互いに痛み分け?】でしたっけ(見てから相当経ってるので……)。
 
 ラストによくある“続きそうな気配”が軽くしましたが、盲目爺さんが強盗女をわざわざ飛行機に乗ってまで更に追いかける強い理由もないので続きはしないでしょう。
 
 面白かった(笑)。